2017/08/20

立太子令当日皇大神宮・豊受大神宮大御饌供進祝詞

官報・大正五年十月二十五日
内務省令第十二号/立太子礼当日神宮ニ於テ行フ祭祀ノ件左ノ通定ム
(第二、祝詞左ノ如シ)(一 皇大神宮・豊受大神宮大御饌供進祝詞)

度会の宇治の五十鈴の川上(度会の山田原)の下つ磐根に大宮柱太敷き立て、高天原に千木高知りて、称へ辞竟へ奉る、掛けまくも畏き天照坐皇大御神(豊受大御神)の大御前に恐み恐みも白さく、
八十日日は有れども今日の生日の足日に、天皇命の大命以ちて、食国の法の随に有るべき政と為て、裕仁親王を皇太子と立て給ふ大御礼を行ひ給ふ事の由を、告げ奉らしめ給はくと、官位勲功爵氏名を奉遣し給ひて、大幣帛献奉らしめ給ふが故に、大御前に斎まはり清まはりて仕へ奉る礼代の大御食・大御酒、鰭の広物・鰭の狭物、沖つ藻菜・辺つ藻菜、甘菜・辛菜に至るまで、横山の如く置き高成して献奉らくを、平けく安けく聞し食して、天皇命の大御代を手長の御代の厳し御代と、常石に堅石に斎ひ奉り幸へ奉り給ひ、皇太子命の大御身を夜の守り・日守りに守り幸へ給ひて、御徳は高く広く、御寿は長く遠く、大坐し坐さしめ給ひ、親王等・王等を始めて、天の下の国民に至るまで、いかし八桑枝の如く立り栄えしめ給へと、恐み恐みも白す
相殿に坐す大神等にも大御饌献奉らくを、平けく安けく聞し食して、守り奉り幸へ奉り給へと、恐み恐みも白す
 別宮以下各社の大御饌供進祝詞は皇大神宮・豊受大神宮大御饌供進祝詞に準ず